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超便利!ハードディスクのクローニング!

2022年2月23日  2022年11月30日 

 家族のパソコンがとてもとてもとても遅く、それほど古くないのに全く使えない!という苦難に見舞われました。メモリーを増設し、常駐ソフトを減らしなど、よくある手は尽くしましたが全く改善せず。

たまたま検索していたサイトでHDDの不具合があることを知り、SSDに交換して改善する例があることを知りました。もうこれは、やるしかないですね!

調子が悪かったのは、東芝のdynabookT45。2017年モデルだそうです。5年前に購入したとはいえ、もう少し頑張ってもらいたいですね。

windows11にはならなくても、きちんと動けばいろいろ活用できる。このPCは、購入当初から、HDDへのアクセスが常に100%で動作がとにかく遅かった。たまたまなのかもしれないけれど、同じように苦労されている、書き込みをよく見ました。皆さん何とかしようとしてたんですね。

で、やっと私もやってみようと。結論。やって大成功。見違えるほど生き返りました

もしやってみたいと思う人がいれば、下記を参考にしてください。
一度解体してしまうと、補償対象外になる場合もあるので、
自分の決断を信じて、自己責任で行ってください。


Toshiba dynabookT45のHDDをSSDに交換する

上記の改造に必要なもの

  • 新しいSSD
  • SATA-usb変換ケーブル
  • 換装元のノートパソコン dynabookT45
  • クローニングソフト

<SSDとSATA-USB変換ケーブルについて>

●SSD

今回購入したのは、シリコンパワーの2.5インチSSD 512GB

SSDは、はんだ付けが雑なメーカーだと、すぐアクセス不良になって壊れてしまいます。
どこがいいかは本当にわかりません。できるだけ信頼できるメーカーを選んでください。

安いから悪い、高い方から良いというわけでもないです。ホントに難しい!

ちなみに、保証付きの製品の場合、製品のシリアル番号を入力することがあるので、設置する前に、写真を撮っておくことをお勧めします。

●SATA-USB変換ケーブル

パソコンの接続で有名なのはUSBですが、PCの内部の接続は、SATAがまだまだ主流です。それ以前はIDEでした。クローニングするためには、新しく購入したSSDとPC内のHDDを接続して、データをコピーする必要があります。

そのために必要なのが、SATA-USB変換コネクタです。

見慣れない形ですが、このケーブルを使うと、内蔵のHDD/SSDが外付けハードディスクとして使えるようになります。

パソコン特にOSが壊れて起動しなくなった時、PCからHDDを取り出して、このケーブルで接続すると、データが取り出せる場合があります。そういった用途で以前に購入したケーブルがあったので、新しく購入する必要はありませんでした。


<HDDのクローンを作成する>

SSDだけ交換してしまうと、全く新しいパソコンになってしまいます。当然windows10も入っていません。それでは困ります。なので全く同じ内容にするために、HDDのクローニングソフトを使います。HDDのクローニングというのは、全く一緒の状態になるようにコピーすることを言います。OSも、アプリも、データもすべて。

中にはコピーできないものもあるかもしれません。

プログラムのエラーを抱えているHDDでは、コピーしないほうがいいかもしれません。

健康なPCで、ただHDDを別のHDDに交換したいSSDに交換して爆速にしたい、などの時には有効です。

SSDのメーカーによっては、メーカーが開発したクローン作製ソフトがあります。そのほうが簡単な場合もありますので、参考に調べてみるといいでしょう。

今回使用したソフトは、SSDのメーカーはどれでもOKで、使い勝手がよさそうだったので選択しました。以前はバックアップだけではなく、クローニングも無料でできたんだそうです。無料を期待しましたが、2022年版では有料機能になっていました。ですが、1か月料金もありますので、永年版にする必要はなく、意外と安価で済みました。よく検討してご購入くださいね。(追記あり

今回使用したソフトはこちら→EaseUS todo Backup

参考にしたサイト:EaseUS todo backupで失敗しまくり!HDDからSSDにデータコピーする際の4つの対策方法とは? (mp-app.net)

上記のサイトは、「通常のやり方でやってみたら、できなかった!」という場合に、どこを見直したらいいかという点が記載されています。普通にクローンコピーとやったらうまくいかなくて困ったので、とても助かりました!


<解体方法・換装方法>*HDDをSSDに交換する方法です。

参考にしたサイト:Toshiba dynabook T45/B のSSD交換方法【高速化】 | Naosuyo Blog

とても分かりやすいです。図解も写真もわかりやすい。ねじを外す順番とかもとても参考になります。

+の精密ドライバーがいりますので、サイズがさまざまある工具セットがあるといいですね。


とまあ、こんな感じで、長年の不快感があっという間に解消されたわけです。

今にして思えば、もっと早くやっておけばよかった!

最近のパソコンは、改造できないものも多いので、いろいろ触れる条件がそろってたという意味で、dynabookはよかったです。

もし古いパソコンをもう少し使えるようにしたいと思ったら、メモリの増設とHDDの交換を検討してみてください!

追記:後日同じモデルのPCを購入した実家のPCも改造することになりました笑。

このメーカーは、クローニングソフトをメーカーが提供しているので、こちらのメーカーのSSDを使う限り、EaseUS todo Backupは購入しなくてもクローニングできます。


EaseUS todo Backupについての追記

サブスクリプションの自動更新に注意!

1か月サブスクリプション(\1,958税込)でと購入したときは注意が必要です!
マンスリーサブスクリプション(月契約)というからには、毎月自動で更新されます。そして、オーダーフォームには契約しない場合の記載はありません。

自動更新を停止する方法

①メールの確認

製品を購入すると、登録したe-mailアドレスに『製品/サブスクリプション情報』が送られてきます。ここに記載されたシリアルナンバーを入力して、製品のアクティベーションをしましたね?

停止する場合は、これより下に記載された、『ご注文のサポートが必要ですか?』にアクセスする必要があります。

②2COのお客様サイトにログインする

メール本文内の『ご注文のサポートが必要ですか?』の段落の一番最後にある【登録/ログイン】してくださいをクリックすると、2CO - Customer Areaのページへ飛びます。

ここに、登録したe-mailアドレスか、注文番号を入力して、【Send access link】をクリックすると、登録したe-mailアドレス宛に、アカウント情報にアクセスできるリンクが届きます。リクエストすると、アカウントログイン専用のリンクを送ってくるという安心設計。

送られてきたリンクをクリックすると、アカウントページにログインできます。まず自分のアカウントかどうか確認してください。

③自動更新を停止する

よければ、My Productへ進んで下さい。現在のライセンスの有効期限が表示されているはずです。左のカラムに、Auto-Renewal: の表示があると思いますので、disabledになるように手続きしてください。心配なら、支払情報も削除しておいてもいいでしょう。で、手続きを完了したら、ログアウトしてください。


いかがでしたか?
Subscription statusがActiveの間はソフトは使えますから、その間に必要なことは済ましておきましょう。

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自己紹介

Akiko Sugiura
Toyota, Aichi, JAPAN
現在はパソコンのインストラクターをしています。大学、公的研究所、民間企業など先々の職場でエンドユーザコンピューティングスペシャリストをしてきたPhDです。これからはパソコンスマホがちょっとわからない皆さんのためのパーソナルインストラクターとして活動していきます。

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