超便利!ハードディスクのクローニング!
家族のパソコンがとてもとてもとても遅く、それほど古くないのに全く使えない!という苦難に見舞われました。メモリーを増設し、常駐ソフトを減らしなど、よくある手は尽くしましたが全く改善せず。
たまたま検索していたサイトでHDDの不具合があることを知り、SSDに交換して改善する例があることを知りました。もうこれは、やるしかないですね!
調子が悪かったのは、東芝のdynabookT45。2017年モデルだそうです。5年前に購入したとはいえ、もう少し頑張ってもらいたいですね。
windows11にはならなくても、きちんと動けばいろいろ活用できる。このPCは、購入当初から、HDDへのアクセスが常に100%で動作がとにかく遅かった。たまたまなのかもしれないけれど、同じように苦労されている、書き込みをよく見ました。皆さん何とかしようとしてたんですね。
で、やっと私もやってみようと。結論。やって大成功。見違えるほど生き返りました。
もしやってみたいと思う人がいれば、下記を参考にしてください。
一度解体してしまうと、補償対象外になる場合もあるので、
自分の決断を信じて、自己責任で行ってください。
Toshiba dynabookT45のHDDをSSDに交換する
上記の改造に必要なもの
- 新しいSSD
- SATA-usb変換ケーブル
- 換装元のノートパソコン dynabookT45
- クローニングソフト
<SSDとSATA-USB変換ケーブルについて>
●SSD
今回購入したのは、シリコンパワーの2.5インチSSD 512GB
SSDは、はんだ付けが雑なメーカーだと、すぐアクセス不良になって壊れてしまいます。
どこがいいかは本当にわかりません。できるだけ信頼できるメーカーを選んでください。
安いから悪い、高い方から良いというわけでもないです。ホントに難しい!
ちなみに、保証付きの製品の場合、製品のシリアル番号を入力することがあるので、設置する前に、写真を撮っておくことをお勧めします。
●SATA-USB変換ケーブル
パソコンの接続で有名なのはUSBですが、PCの内部の接続は、SATAがまだまだ主流です。それ以前はIDEでした。クローニングするためには、新しく購入したSSDとPC内のHDDを接続して、データをコピーする必要があります。
そのために必要なのが、SATA-USB変換コネクタです。
見慣れない形ですが、このケーブルを使うと、内蔵のHDD/SSDが外付けハードディスクとして使えるようになります。
パソコン特にOSが壊れて起動しなくなった時、PCからHDDを取り出して、このケーブルで接続すると、データが取り出せる場合があります。そういった用途で以前に購入したケーブルがあったので、新しく購入する必要はありませんでした。
<HDDのクローンを作成する>
SSDだけ交換してしまうと、全く新しいパソコンになってしまいます。当然windows10も入っていません。それでは困ります。なので全く同じ内容にするために、HDDのクローニングソフトを使います。HDDのクローニングというのは、全く一緒の状態になるようにコピーすることを言います。OSも、アプリも、データもすべて。
中にはコピーできないものもあるかもしれません。
プログラムのエラーを抱えているHDDでは、コピーしないほうがいいかもしれません。
健康なPCで、ただHDDを別のHDDに交換したい。SSDに交換して爆速にしたい、などの時には有効です。
SSDのメーカーによっては、メーカーが開発したクローン作製ソフトがあります。そのほうが簡単な場合もありますので、参考に調べてみるといいでしょう。
今回使用したソフトは、SSDのメーカーはどれでもOKで、使い勝手がよさそうだったので選択しました。以前はバックアップだけではなく、クローニングも無料でできたんだそうです。無料を期待しましたが、2022年版では有料機能になっていました。ですが、1か月料金もありますので、永年版にする必要はなく、意外と安価で済みました。よく検討してご購入くださいね。(追記あり)
今回使用したソフトはこちら→EaseUS todo Backup
参考にしたサイト:EaseUS todo backupで失敗しまくり!HDDからSSDにデータコピーする際の4つの対策方法とは? (mp-app.net)
上記のサイトは、「通常のやり方でやってみたら、できなかった!」という場合に、どこを見直したらいいかという点が記載されています。普通にクローンコピーとやったらうまくいかなくて困ったので、とても助かりました!
<解体方法・換装方法>*HDDをSSDに交換する方法です。
参考にしたサイト:Toshiba dynabook T45/B のSSD交換方法【高速化】 | Naosuyo Blog
とても分かりやすいです。図解も写真もわかりやすい。ねじを外す順番とかもとても参考になります。
+の精密ドライバーがいりますので、サイズがさまざまある工具セットがあるといいですね。
とまあ、こんな感じで、長年の不快感があっという間に解消されたわけです。
今にして思えば、もっと早くやっておけばよかった!
最近のパソコンは、改造できないものも多いので、いろいろ触れる条件がそろってたという意味で、dynabookはよかったです。
もし古いパソコンをもう少し使えるようにしたいと思ったら、メモリの増設とHDDの交換を検討してみてください!
追記:後日同じモデルのPCを購入した実家のPCも改造することになりました笑。
このメーカーは、クローニングソフトをメーカーが提供しているので、こちらのメーカーのSSDを使う限り、EaseUS todo Backupは購入しなくてもクローニングできます。
EaseUS todo Backupについての追記
サブスクリプションの自動更新に注意!
1か月サブスクリプション(\1,958税込)でと購入したときは注意が必要です!
マンスリーサブスクリプション(月契約)というからには、毎月自動で更新されます。そして、オーダーフォームには契約しない場合の記載はありません。
自動更新を停止する方法
①メールの確認
製品を購入すると、登録したe-mailアドレスに『製品/サブスクリプション情報』が送られてきます。ここに記載されたシリアルナンバーを入力して、製品のアクティベーションをしましたね?
停止する場合は、これより下に記載された、『ご注文のサポートが必要ですか?』にアクセスする必要があります。
②2COのお客様サイトにログインする
メール本文内の『ご注文のサポートが必要ですか?』の段落の一番最後にある【登録/ログイン】してくださいをクリックすると、2CO - Customer Areaのページへ飛びます。
ここに、登録したe-mailアドレスか、注文番号を入力して、【Send access link】をクリックすると、登録したe-mailアドレス宛に、アカウント情報にアクセスできるリンクが届きます。リクエストすると、アカウントログイン専用のリンクを送ってくるという安心設計。
送られてきたリンクをクリックすると、アカウントページにログインできます。まず自分のアカウントかどうか確認してください。
③自動更新を停止する
よければ、My Productへ進んで下さい。現在のライセンスの有効期限が表示されているはずです。左のカラムに、Auto-Renewal: の表示があると思いますので、disabledになるように手続きしてください。心配なら、支払情報も削除しておいてもいいでしょう。で、手続きを完了したら、ログアウトしてください。
いかがでしたか?
Subscription statusがActiveの間はソフトは使えますから、その間に必要なことは済ましておきましょう。